■トレーラー |
閉ざされた大地、エトロフ 災厄以後、日本や日系企業の意向を受けてかの地を支配君臨してきた統治企業。 『エトロフ再開発機構』、通称“ドミニオン”。 そしてドミニオンに対抗するため、エトロフの解放を願い、立ち上がったものたち。 『エトロフ解放戦線』、通称“レジスタンス”。 両者の間の軋轢は時を追うごとに激しくなり、ついに衝突にまで至ったその決着は、 10年後の国際会議に委ねられることになった。 “ドミニオン”と“レジスタンス” エトロフの盟主として相応しいのはどちらなのか、その答えを問うために。 これは、後にエトロフ独立戦争と呼ばれる10年に及ぶ戦いと、 その戦いの影に隠された数多の真実とを記した年代記である。 トーキョーN◎VA the Detonation 一心不乱プレゼンツ・ライブRPG 『エトロフCHRONICLE』 |
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▼ゲームの目的 |
ドミニオン及びレジスタンスの目的は、来る国際会議の席上で、より多くの支持を得ることです。そのために、両チームはあらゆる手段を通じて各都市に名を売り、影響力を高めていかねばなりません。 各勢力は三人一組のチームに別れ、世界諸都市を回ります。各都市には様々なイベントが用意されており、クリアするとその難易度に応じたポイントが、その都市に加算されます。ポイントは勢力ごとに集計され、より多くのポイントを獲得している勢力が、その都市の支持を得ます。 ポイントの獲得状況は、ゲーム中2回あるインターバルで公表され、各勢力はそれに基づいて作戦を立てる機会を与えられます。最終的に、より多くの都市の支持を得た勢力がゲームの勝者となります。 |
▼イベントの判定について |
イベントは、以下の順番で処理されます。 1.アイテムの入手 チームは、都市のスタッフ(以下、RL)から、アイテムカードを1枚受け取ります。 2.イベントの決定 チームはRLにチームシートを提出します。RLは何枚かのカードを提示し、チームは一枚を引きます。引いたカードによってイベントが決定します。 3.イベントの説明と目標値の提示 RLはイベント本文を読み上げ、判定成功に必要な目標値をチームに告げます。チームは、トランプを4枚引きます。 4.アイテムの使用の決定 チームは、判定に使用するアイテムカードを決定し、RLに渡します。アイテムカードは使用しなくてもかまいません。また、判定前に効果のあるアイテムカードを使用した場合、使用後にさらにアイテムカードを使用してもかまいません。 5.達成値の算出 チームはトランプを1枚選びます。選んだトランプのスートに対応したチーム能力値+トランプの数字+アイテムによる修正が、その判定におけるチームの達成値となります。達成値が目標値以上であれば、判定は成功し、イベントクリアとなります。この時、絵札(J、Q、K)は数値10、Aは数値11として扱ってください。また、Aを用いた判定の最終的な達成値が21以下の場合、達成値21として扱います。 6.終了処理 使用しなかったトランプを机の上に捨て、RLからチームシートの返却を受けます(イベントによっては、何らかの処理がシートにされているでしょう)。これでイベントは終了です。次のイベントに挑戦しましょう! |
▼神業について |
どうしても判定に成功したい場合、神業を使うとよいでしょう。 キャラクターはライブRPG中1回、チームで3回まで、神業と呼ばれる能力を用いることができます。神業を使用した場合、達成値に関わりなく、判定は成功し、イベントクリアとなります。ただし、後述する一部のイベントを除きます。 神業はどのタイミングで使用を宣言してもかまいません。なお、本来のN◎VAのルールでは神業はスタイルに固有の能力であり、チームシートにはスタイルに応じた神業名が書かれていますが、本ライブRPGでは、ゲーム的な効果に差はありません。 |
▼特殊な判定について |
一部のイベントでは、上記のルールに囚われない、特殊な判定を必要とするものがあります。これらのイベントについては、それぞれ個別のルールが適用されるので、RLの指示に従ってください。また、こうしたイベントでは、神業は使用できません。後述するミトラスE△ENも、特殊なイベントの一つです。 |
▼ミトラスE△EN |
ミトラスE△ENは他の都市と異なり、ポイントの集計は行なわれません。 この都市では、チームは賞金首一人を選んで、対戦します。賞金首は、参加者と違って一人で3枚のスタイルを持ち、また、高額の賞金首になると、強力な特技やアイテムを使いこなしてきます。RLは賞金首の判定を行い、達成値を算出します。それ以上の達成値をチームが出せば、チームの勝利となります。この対戦では、神業は使用できません。 対戦に勝利すると、その賞金額に応じた枚数のアイテムカードが手に入ります。ミトラスE△ENで手にはいるアイテムカードは、他の都市で手にはいるアイテムよりも強力だったり、特殊な効果があったりします。 |
▼制限事項 |
チームの行動には、以下の制限がかかります。 1.同一都市に連続して並ぶことの禁止 1つの都市に連続して並ぶことを禁止します。1つの都市のイベントに挑戦したら、最低1回は別の都市のイベントを行なってください。なお、全ての都市を均等に回る必要まではありません。 2.牛歩戦術の禁止 判定に必要以上の時間をかけることを禁止します。必要な時間はイベントや個人差があるため、具体的な持ち時間は設定しませんが、場合によってはRLから注意することもあります。 3.列に関する制限 判定待ちの列に関して、複数の列に同時に並ぶ行為、列に割り込む行為(列に並んでるチームの入れ替えを含みます)、はじめからイベントを行なう意思がなく列を作るため「だけ」に列に並ぶ行為等を禁止します。少数都市への戦力の集中それ自体は禁止しません。基本的にはモラルの問題ですが、場合によってはスタッフから注意することもあります。 |